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『100万年地球の旅 バンダーブック 』(ひゃくまんねんちきゅうのたび バンダーブック)は、手塚治虫原作のアニメ。 国産初のTV2時間アニメとして1978年8月27日の第1回『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内で10:00 - 12:00の時間帯に放送された24時間テレビアニメスペシャルの第1弾。2時間アニメと謳っているが、あくまでも枠時間であり実質的な放映時間は1時間34分。〔但し、静岡地区では、当時の系列局である静岡けんみんテレビではなく、TBS系列である静岡放送で、10:30から55分の短縮版で放送された。1978年8月27日付け静岡新聞テレビ欄から〕 == 概要 == 鉄腕アトムアニメで虫プロ倒産の憂き目を見、もうアニメはやらないと宣言した手塚を再びアニメに取り組ませた世界初の2時間テレビアニメ〔ブラックジャック創作秘話、秋田書店、2011年〕。 当時の製作現場では制作デスクが失踪。放送1ヶ月切っているにもかかわらず、手塚の原画が入らず手付かずのシーンがあるなど製作現場は多忙のあまり修羅場と化していたという〔ブラックジャック創作秘話、秋田書店、2011年〕。 初回放送時には24時間テレビ内で最高の28%という高視聴率を記録。本作の成功を皮切りに、以降も数年にわたって番組内で手塚アニメが放映され続けることとなった。また、この作品が嚆矢となって、「日生ファミリースペシャル」をはじめとする2時間枠のテレフィーチャーアニメが各局で製作されるようになった。 一度きりのオンエアで放送後にビデオやキャラグッズ販売等の副次的収入による予算回収すら考慮されていなかったにもかかわらず、劇場アニメと比較しても遜色の無いほどの高いクオリティへと仕上がっている。当時多くの連載を執筆中で多忙を極めていたものの、手塚は本作に対し非常に意欲的に取り組み、原案・演出・作画にクレジットされている他に、全編に亘って絵コンテも切っており、劇中に挿入される地球の歴史の水彩イラストレーション原画まで手掛けているが、主要キャラクターデザインや美術設定・全ての作画チェックに関してまでは手が回らず、(当時)坂口尚に一任している。 このように非常に手間をかけたため、スタッフの努力にもかかわらず放送日までには当初の予定通りにはできず、不完全なかたちのまま放映されてしまった。しかし放送後も手直しが続けられ、当時ネットがなかった地域の遅れ放送や再放送時(1978年10月4日19:00 - 20:54)にようやく完全版がオンエアされている。 内容に洋画(2001年宇宙の旅、ドラキュラ、ウエストワールド、エクソシスト)のパロディ要素が見られる〔アニメ様365日 第19回 WEBアニメスタイル〕ほか、 主人公らがタイムマシンを駆使して空間座標を固定しつつ時間軸を朔行して元凶の巨大コンピュータ内部に侵入、これを撃破というメインプロットは1983年に『週刊少年チャンピオン』で連載された手塚自身の漫画『プライム・ローズ』に類似点が見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「100万年地球の旅 バンダーブック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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